2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

タワレコとアニメイト

どちらもたまに行くのだけれど、どうもタワレコの外盤売り場のほうが落ち着く。それは何も、オタ趣味を下位に置いているとかではなく、アニメイトはぼくには刺激が強すぎるのだと思う。タワレコの棚を見るようになってもう十年以上経つが、お気に入りのミュ…

甘いものを欲するのは変わらず、渋谷駅で匂いにつられてシュークリームを衝動買い。冷蔵庫に入れてとっておけば明日また食べられるし、と思い三つ購入するも、「本日中に召し上がってください」とのこと。仕事先のひとに振る舞う。過眠症の一部には大食・過…

佐藤心くんは……

このところ鬼気迫るイキオイで原稿を書いているのはチラチラ見ていたのだけれど、そんなにクルった内容だったのか。http://d.hatena.ne.jp/hazuma/20040129#p1 むー。確かにヤツがギャルゲーをやってる最中の萌え狂った笑顔は、とてもとろけそうで、幸せに満…

「プレートテクトニクスは間違っている」石田先生に質問

地球科学史をひもとくと、地球の内部が液体か固体かという論争があり、その結果としてマントルは固体であるという帰結になったと記憶しております。先生はそういった科学史的な経緯をご存じのうえで「マントルは液体である」と主張されておられるのでしょう…

♪少しだけ恋の夢をみて勝手にキスして泣いて

別冊宝島「決定盤!! このマンガがすごい! マンガナビ厳選1328作品」(ISBN:4796638385)でコラムを書きました。昨日あたりから書店に並んでると思います。コラム子はほかに永山薫、藤本由香里、内記稔夫、呉智英、大西祥平、掟ポルシェ、鶴岡法斎、米沢嘉博…

よく考えたら、昨日は缶コーヒーやらジュースやら打ち合わせの喫茶店の紅茶やら一日に5回も飲んでいた。どう考えても糖分過剰だろこれ。仕事をしてるとやたらに甘いものが欲しくなるんだけど、自重しないとなー。

本日の石田理論

「日本は、プレートテクトニクスに対する反対運動が、世界で最も激しく長く組織的に続いた国である。」というのは、それが本当ならばプレート論の危うさを見抜いていたからこそ、アメリカのようにプレート説一色になるのに抵抗があったということで、立派な…

なぜオタは根は生真面目ですか。

昨日は偏頭痛炸裂の日。仕事とかの電話には平気なフリをして出てましたけど。さしものイミグラン様も効かぬクラスのそれというと1ヵ月ぶり。寝床でテリー・イーグルトン『ポストモダニズムの幻想』などめくるが、2,3ページ読んでは中断。こういう日はグール…

♪そんなありふれたスタイル(そろそろ飽きてきた)

昨日は原稿のために資料にあたりつつ、情報提供してくださる方にヒアリング。 80年代後半から90年代前半までくらいのマンガ作品とか雑誌っていざ必要となると意外に入手しにくい。古本屋やヤフオクを探しても案外、出ていないことが多く、結局、持っているひ…

石田理論の掲示板よりいらした方へ。

「プレートテクトニクスは間違っている」掲示板よりリンクしていただきました。 http://www.ailab7.com/cgi-bin/bbs/aska.cgi都城氏が「体面を保とうとした」といっているのは、星野通平氏ではなく、直接には牛来正夫氏のことだと思いますよ。あと『科学革命…

♪蹴っ飛ばすもの、なんにも、ありゃしないのにね。

>今日はまた、ちょっといろいろと。昨日はなんだか疲れていたし。

ミネレコ

昨日は月に一度の病院の日。待合室でちょうど届いた米国の鉱物コレクター向け雑誌 Mineralogical Record (ミネラロジカル・レコード。以下、「ミネレコ」と略す)を読む。いろいろ考えるところなどあり。内容を訳したりちょっと調べたりしないといけないの…

はてなキーワード音楽編

http://mandarinelectron.com/matryomin.html マトリョミンは、ロシアで発明された最古の電子楽器「テルミン」の機能を、ロシアの有名な民芸品「マトリョーシカ」に収めた、マンダリンエレクトロンのオリジナル電子楽器です。 制作者は、テルミン奏者として…

”Wasabi” by Mouse on Mars(ウソ)

火星の岩に「寿司」「刺身」とNASAが命名。 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040120i103.htm ワサビがありましたよ〜。 3人くらいにしか通じないネタはさておきw、火星の岩石にもガマは開くのだろうか。いちおう水があるので、グラニティックな岩も…

”The Wall of KYOTO” by Cabaret Voltaire

id:hesoによると、京都での新年会では、何人もの方から「伊藤君は来てないの? 残念だなー」といわれたのだそうだ。そういう話をきくと、無理してでも行けばよかったかなという気にもなる……のだが、そういう余裕はありません。なんというか、香港とかシンガ…

machine should do the work, people should do the thinking. まだ調子わるいです。 なんとか仕事できるレヴェルまで復帰しつつあります。 京都の益富地学会館新年会(正しくは「石を楽しむ新春交流会」)の様子をききました。 今年の講演は、科博の松原聰…

田中ユタカ『しあわせエッチ』(蒼竜社)

エロマンガである。それも愛する二人のラブラブぶりのみを描くというものだ。しかし、その甘ったるい主題を真っ正面から捉える揺るぎのなさという点で、ぼくは以前から高く評価している。具体的にはコマ割りの技巧的な妙にそれを見るのだが、久しぶりの今作…

カナダ、モンサンチラールの鉱物

http://www.saint-hilaire.ca/ http://www.hori.co.jp/hori/other2/hilaire.htm http://www.mindat.org/loc.php?loc=599一度は醒めたモンサンチラール熱だが、微妙に再燃する……か? モントリオール郊外にある、おびただしい種類の鉱物を産出する稀産鉱物産地…

『ふたつのスピカ』柳沼行(メディアファクトリー)

昨日、仲俣暁生(id:solar)さんと会った。3月10日発売の「本とコンピュータ」、マンガ特集の打ち合わせだ。いままで接点がなかったのが不思議なのだが、これが初対面。特集では15枚ほどの論考を書きます。 その内容とは直接関係ないのだけれど、仲俣さんが…

マウント・セント・ハイレアー

雪がちらつきだした。朝四時に京都へ向け車で出発したというid:hesoは、無事にたどりつけたのだろうか。

あいかわらず石子順造を読む。今度は『コミック論』(石子順造著作集第三巻 1988)だ。ひとから借りている本なのだが、そもそも古本で購入されたもののようで、表3のところになぜか鉛筆書きで日記が書いてある。90年8月7日の日付け。早稲田でハンナ・アレン…

昨日は慌ただしく暮れた一日だった。IP電話にしたのはいいが、キャッチホンが使えないので苛立つ。通話中に着信があると切れてしまう。 ものを考えるにあたって、ある種のひとが感情的に反発するモデルは、その「反発」をもって正しさの指標としてよいと思う…

死んだ子の歳を数えるような。

石子順造(1929-1977)がもし早逝しなかったら、マンガと、マンガをめぐる言説の状況はもうちょっとマシなものになってただろうな、という考えがよぎる。などと考えるのも後ろ向きでよくないのだけれど。 昨日の日記を書いた後、松文館事件の有罪判決の知ら…

石子順造

石子順造『現代マンガの思想』(1970)を再再読中。もちろん時代も感じさせるし、主張には頷けないところも多々あるが、いま読むとたいへん示唆に富んでいる。また、緻密に論を展開する部分と、ある種、自身の感性に添って結論を急ぐ部分が交互に出てくるあ…

カール・バルトス

exクラフトワークのカール・バルトス。新譜が出ていたとは知らなんだ。 http://www.karl-bartos.com/ オフィシャルサイトでかなりの部分が試聴できるのだが、"15 MINUTES OF FAME" という曲が気になる(テレビのアイコンをクリックすると聴ける)。なに? 唄…

「そんな珍しい疾患であるわけがない」

「そんな珍しい疾患であるわけがない」といわれた例を、もうひとつ思い出した。 友人の身近なひとに、解離性人格障害(いわゆる多重人格)と思われる症状が出て、そのことについて相談されたことがあった。聞いた限りでは、かなり明確に多重人格と思われるも…

昨日の日記について

やはり自分の抱える問題について書くとなると、どうしても慎重さを欠くというか、いわなくてもいいことまでいってしまう。まあそれは、自分の気もちの面では一度はそうしないと収まらない部分もあるのだが、しかし、その結果について責任が取れるかどうかと…

過眠症とわたくし

毎日、薬を飲んでいるものだから、口のなかに妙な味がする。味というか違和感というか。ごはんがおいしくないんだよねえ。かといって飲まないと日常生活を送れないし。 世間では欲しがるひとも多い類の薬なんだけど、できることならもう使いたくない。うんざ…

白丸出現から一年

もう前回の白丸鉱山赤壁出現から一年か。時の経つのは早いものです。あそこでのビデオ撮影は、もともと糸魚川での撮影予定が雪でキャンセルとなり、急遽、決まったもの。シナリオもダンドリもへったくれもなく、仕方なく現場でぼくが仕切ってしまったのでし…

レイスコなんてハマったら大変なことに。

最近聴きこんでるCDが、レイモンド・スコットの "Manhattan Reserch Inc." (ASIN:B00004SYD6) だというのはどうなんだろう。原稿を書いているときもこれとマイ・ブラディ・ヴァレンタインの "Loveless" を交互に小さな音で流している。他はグレン・グールド…