「そんな珍しい疾患であるわけがない」

「そんな珍しい疾患であるわけがない」といわれた例を、もうひとつ思い出した。
友人の身近なひとに、解離性人格障害(いわゆる多重人格)と思われる症状が出て、そのことについて相談されたことがあった。聞いた限りでは、かなり明確に多重人格と思われるものだった。友人の様子も深刻で、到底、作り話とは思えなかった。
この話を、たまたま知り合った某大学病院に勤務するカウンセラーにしたところ、「解離性人格障害は、マスコミとかで流行ってるけど、とても稀な疾患なので、そんなものである筈がない」と、やや強めというか、諭すような口調でいわれた。95年ごろの話だ。
解離性人格障害の存在については、精神科医の間でも、認めないひとがいるという話はきいたことがある。これも過眠症に対する「否認」と似た例なのだろうか。


ところで、「はてなアンテナ」なんだけど、そこの日記に変化がなくても更新されたかのように上にきていることがあるのは何なんだろう? ぱっと見わかんないような推敲とかだと思っていたのだけれど、自分の日記をアンテナに入れてみたら、その時刻にはいじっていないのに上がっていることが何度もあった(コメントも入っていない。メールで知らせる設定になっているので、一度、入れたコメントを消されても分かる)。

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