さくしゃさんことkihirohitoさんたちの最近の活動

DVD初回特典のソワカちゃんストラップを携帯につけているのですが、学生さんに「ゴールデンエッグの初音ミクですか?」とか尋ねられている伊藤です。数か月ぶりのブログ更新がこれです。


先日のボーマス……っていうんですか? ボーカロイドオンリー即売会的な何かで発売された二枚のCDを紹介します。地下102階『ヰタ・サブテラネウス』と、kihirohito『非Q』です。
(たぶん)微妙に制作の黒幕的にかかわったと思われるソワカちゃん上級信徒の id:leibniz こと monadoさんからご恵投いただきました。


   



『ヰタ・サブテラネウス』『非Q』ともに、通販でご購入いただけます。
 『ヰタ・サブテラネウス』http://item.rakuten.co.jp/kaimonoz/enban02/
 『非Q』 http://item.rakuten.co.jp/kaimonoz/enban01/


さらに明日(というかもう今日ですね)のコミックマーケット78にて、サークル「瀬々屋」で委託販売されます(東 A−81b)。比類なきトラウマテクノポップバンド、アーバンギャルドとのコラボレーション盤、『ソワカちゃんアーバンギャルド』(まんまや……)と一緒の販売だとのこと。


ソワカちゃんアーバンギャルド』についてはこちら↓を参照してください
http://urbangarde.net/sowaka/




で、気になる楽曲のほうですが、
『非Q』は、ニコニコ動画で発表されたボカロ使用楽曲のセルフリメイク(使用ボ―カロイドが違っていたりします。レン使用の『万引女』や、歌愛ユキ使用の『愛される犬』あたりが良)、『ヰタ・サブテラネウス』は、バンド「地下102階」による唄と演奏となっております。CDの帯文はなんとサブカル裏番長・宇田川岳夫さん。
サンプルはこちら。


地下102階『妄想神学プリンキピア』



正直な話、kihirohitoさんの楽曲の魅力はボーカロイドの無機的な声との相性に宿っていると思っていましたので、実は「地下102階」にはあまり期待してなかったのです。ソワクラの皆さんのイベント的な企画かなーと。


で、一回聴いたときには、ふーん、思ったよりがんばってるじゃん、みたいな不遜な感想だけだったのですが、何回か聴いてるうちに、歌詞の魔術的衒学的魅力にだんだんとらわれていったのでした。人力の「歌」や「演奏」が言葉に何やらを宿らせているのですね。これはぬかった、という感じです。あと逆にボ―カロイドは苦手だけど、ニューウェーヴとか80年代テイストのアングラっぽいのが好きなひとは、こちらから入るといいかもしれません。