一昨日の日記は
『デトロイト・メタル・シティ』を知らないひとには意味不明ですね。
id:goito-mineral:20070108
まーウチの日記の読者にDMCを知らないひとはすでにいないのではないかと思った次の瞬間、マンガ描こうってのにろくすっぽマンガを読んでないマンガ系学校の学生諸君(君ら勉強なんだからマンガ読めよ〜)*1とか、鉱物趣味関係のひととかいるので、必ずしもその限りではないということに気づくのでありました。
桑沢とかムサビの学生諸君はDMCを読んでいるだろうか。
呉智英さんはお読みになってるかしら。
フリースタイル『このマンガを読め!』の座談会では、いしかわじゅん氏しか言及していなかったように記憶してますが、どうだったかな。
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というわけで、『デトロイト・メタル・シティ』が何なのか気になる方は、いま店頭に並んでいる「SPA!」に掲載されている作者・若杉公徳さんのミニインタビューをお読みいただければ幸いです。さっきコンビニに行って載ってるのを確認してきました。どういうわけか「SPA!」は掲載誌を送ってくれないので。
*1:学生諸君の名誉のために付け加えておくが、学生の多くがマンガも読まないというわけではない。現在のアクチュアルな作品については、学生に教えられることも多く、また「教養」として過去の作品の存在を伝える回路自体が機能していないということも明記しておく。実際、彼らに「こんなマンガがあるよ」と教えると、ちゃんと面白がって読む。感性自体が衰えているわけではない。つまりは、これまでの批評家も、誰も自分の世代に向けてしかマンガを語ってこず、若い世代に届く言葉をつむいでこなかったツケが回っているということだ。自分たちの責任を下の世代に転嫁してはならない。