竹熊健太郎さんのお見舞いに行ってきました。

一昨日、桑沢のゼミのあと、森川嘉一郎さんと一緒にゼミで作った同人誌「iconopop」と、学生のみなさんのお見舞いメッセージカード持参で行ってきました。


実は先週から「いつでもお見舞いに来てください」といわれていたのですが、逆に竹熊さんを疲れさせてもいけないと思い、少し遠慮していたのです。竹熊さんご本人を知っている方ならよくお分かりと思いますが、竹熊さんはたいへんサービス精神の旺盛な方で、かつとても「おもてなし」の方なので(家に行くとあれこれLDで映画を解説付きで見せてくれたりとか、ですね)、余計にそう考えていたのです。
ではあったんですが、体力も回復され、ノートパソコンも許可されたということなので、うかがうことにした次第です。


まず顔をみて本当にほっとしました。ご本人にそう伝えると、「みんな、そういうんだよね〜」とのこと。会話自体はできて、話の内容は倒れられる前と何ら変わらないのですが、まだ口がよく回らないので、すこし不自由ではありました。以前の竹熊さんが45回転なら、33回転になった感じ、しかもちょっとソリ盤という感じですか。ぼくらはさほど不自由を感じなかったんですが、ご本人はもどかしいだろうなと思いつつ、でも表情や眼光は以前の竹熊さんだったので、本当に安心しました。われわれの顔をみて開口一番「いぁ〜〜〜死にかけましたよ〜〜」といわれたのも、きっと「おもてなし」なんじゃないかと思います。


一昨日の段階では、ようやくベッドの上に座ることができるようになったところで、つかまり立ちが精一杯とのことでした。「たけくまメモ」でもご自身の筆で病状の説明がされていますが、 http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_5a6c.html まだリハビリ開始前ですから、今後どんどんよくなられることでしょう。


リハビリの後、復帰されても仕事は慎重にはじめられるそうです。しばらくは無理のない範囲でセーブしつつ、という感じだと思います。もともといつも自然体でいられる方ですし、また今回のような災厄もそれとして受け入れられているんだと感じました。


それにしても、病院が遠かった……丹沢の山が近いよ………渋谷から一時間は電車に乗るんだもの。子供みたいに「ねーまだーーもー電車乗るの飽きたー」てな気持ちでしたよw