連絡網AMI*1のサイトに、奈良女児殺人事件の容疑者逮捕によせての声明が掲載されています。
http://www.picnic.to/~ami/20041231.htm

事態は大きく動きましたが、NGO-AMIが大谷昭宏氏との「対話」を続けるという姿勢は変わっていません。


また、連絡網AMIの掲示板にて、事件の報道に関して「オタク叩き」的な言説の情報が募られています。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/648/1104470947/


現在のところ、容疑者逮捕以降もマスコミで「オタク叩き」的な言辞を続けているのは、大谷氏ひとりのようです。少なくとも、ぼくは確認していません。
実際、今回の「フィギュア萌え族」なる語の使用や、そのほかの大谷氏の言動・文章は、報道被害に近いものだと思います。


事件についての情報が乏しい段階、ない段階から憶測を無定見に語ることや、ステレオタイプな想像上の「社会問題」を見いだし、糾弾するという手法自体が問われています。
その手法や、じぶん自身の立ち位置を見なおすことこそ、真の意味の「批判精神」ではないのでしょうか。



都内ではめずらしい大雪のなか、あまり愉快でない話題で一年をしめくくることにしってしまいました。


では、よいお年を。

*1:連絡網AMIについては、公式サイトを参照してください。マンガやアニメ、ゲームといった表現活動の維持を目的とした団体です。主にマンガ家の方によって運営されています。http://www.picnic.to/~ami/