今週限定(?)でマウリッツィオ・ビアンキの "Leibstandarte SS MB-Genocidio 20" が聴けるサイト。

http://www.geocities.jp/miradol7/index.html

ルドルフ・ヘスの演説録音に禍々しくもダルな電子音を重ねた曲。
80年代、発表当時であればこれを「政治的メッセージをシニカルに脱臼させた」というのでも、露悪的に死のイメージを語るというのでも、どうとでも気楽に言えたと思うのだが、いい加減歳もとり、多少は知恵もつき、かつ時代状況も大きく変わったいまとなっては、これにどう言及したものかかなり迷う。

禍々しいのは確か。政治的高揚は当然ない。マウリッツィオ・ビアンキのエレ・ノイズの力か、夢のなかで聴こえる音楽のようでもあるし、もし自分に「前世」というものがあるのならばそこ(かつて経験した死?)の向こうから聞こえてくるようでもある。


うう……散文的かつ凡庸な比喩しか出てこないな。

しかし、ミラノのちょっとおかしな人の作品ではあるわけで。ヘンに解釈などしないほうがいいのかもしれない。



はてな住所登録の背景

http://d.hatena.ne.jp/okgwa/20041106#p2

なるほど。こういう背景があったのか。
同人誌による二次創作に対してもそうだけれど、「著作権」については、なぜかファナティックに「第三者の正義感」による主張をするひとがいるんだねえ。ぼくはだいたい、過剰な情熱ってのはそれを持っているひとの「心の影」に由来するものだと思っていますが(ことの是非とは別の話です)、この場合もそうなんだろうな。


あと、「デスノート」関連。

google検索 大場つぐみ ガモウひろし
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=%91%E5%8F%EA%82%C2%82%AE%82%DD%81@%83K%83%82%83E%82%D0%82%EB%82%B5&lr=


なるほど。
ぼくはかなり早い時期に「大場つぐみってのはアラン・スミシーとか八手三郎みたいなもんで、ジャンプ編集部原作のときのペンネームなんだよ」という話をきいて、それで納得していました。そのせいで捕捉が遅れたというのはあるけれど、ガモウひろし説は真偽はともかく、話としては面白い。