PLUTO』一巻を買わず、石原まこちんTHE 3名様 激辛スパイシーポテトの章』asin:4091867049

ファミレスに夜ごと溜まってる<だけ>の20代後半ダメ男子のだるだるな様子を淡々と描いた作品。いちおうは現代の「ニート」の姿を描いたものとして、社会的な面からも語れると思うのだが……そんなことなんかどうでもいいとすら思わせる、ダウナーな描線が秀逸。
何年にも渡って毎日のように溜まってきたファミレスが閉店するという日、店員に「この店………… なんとか なりませんか…」「もっと注文して…… もっといい客に なりますから…… だから……」と哀願する姿がなんともはや。泣けはしない。決して泣けはしません。しかし。

PLUTO』は、いずれ買うと思う、それも特典つきの1,800円のほうasin:4091877567のだが、「SPA!」の書評を書くんで発売前に全部読んじゃったからな……まーどうせ買っちゃうのだが。あ、感想とかは再来週売りの「SPA!」を見てくんつぇ。


追記:『THE 3名様』、考えてみれば主人公たちはいちおうバイトをしてました。よって「ニート」ではない。いや、「まっつん」は働いてないか……どうだったかな。まぁいいや、ニートみたいなもんでしょ。そういうデータ的なことをどうこうするのも、このマンガの場合、野暮というか、ばからしいというか。