フニャモラー・ミーンズ・「ふにゃふにゃしたモラトリアム野郎」。
google検索結果。http://www.google.co.jp/search?q=%83t%83j%83%83%83%82%83%89%81%5B&ie=Shift_JIS&hl=ja&lr=
思ったよりも件数が少ないな。
すでに若いひとには意味不明の単語なのかも。


一昨日→昨日の日記の流れをみたid:hesoから、「マンガ評論/研究を自然科学に例えてみると、一日で博物学から近代科学への変遷をみるような展開だった」という感想をもらう。
地学関係者にマンガ研究や批評の説明をするとき、いつも「地球科学に例えるとウェルナーとハットンの水成説vs火成説の論争が続いているくらいの段階ですね。まだ地向斜までも来ていない。しかし、ほかの人文系の学問の達成を考えると、一気にそれをプレートテクトニクスにまで持っていかないといけない。そんな感じです」といっている。
まぁこれで何となくは分かってもらえていると思うのだけれど、この例えでいくと、石子順造あたりがエリー・ド・ボーモンか誰かに相当する感じだろうか。大陸移動説のウェゲナーは気象学者で地質学者ではないから、マンガ研究/評論のプロパーではないが、枠組みとして大きく依拠できるものを提供したひとということになる。その後にトゥーゾー・ウィルソンなどの名前が出てくるわけだが、このへんはいますでにいるのか、それともまだこれからなのか。当然のことながら、ベロウソフすらここにはいない……いや! 呉智英さんがベロウソフか? そうかも。