唐突に小ネタ

仮面ライダーシリーズでも70年代末の中途半端な時期の作「仮面ライダー(新)」の一挿話で、スカイライダーが策略にはまり、エネルギーを使い果たされ、大ピンチに陥るというのがある。その攻撃の過程で、アブンガー(名のとおり虻の怪人である)が次第に消費されるライダーのエネルギーを遠くから計測し、あの妙に重々しいショッカーしゃべりで「あと一万カロリー」とかいうわけだ。
そりゃ確かに「カロリー」はエネルギーの単位だけどさ、なんか違和感が……と思ったらもっとヤヴァい事実が隠れている。通常、われわれがダイエットやら栄養管理やらで使っているのはキロカロリーなのだ。
スカイライダーが活動できる「一万カロリー」ってのはわずか10キロカロリー。ご飯一杯がおよそ160キロカロリーだから、その約16分の1ってことになる。効率いいなあ、スカイライダー。まぁ虫だしな。