「ユリイカ」11月号 ”マンガの現在”

に、短い作家レビューを書きました。まだ雑誌の現物を見ていないのですが、45名におよぶ「現在」の作家についての短い論考の集積と、「現在」のマンガをめぐる状況についての論考からなる特集です。いま、ここのマンガについての語りが持つ<速度>をよく伝えるものになっているのではないかと予想しています。ぼくは、浦沢直樹古谷実よしながふみ島田虎之介佐藤秀峰高浜寛本秀康の7名についてを担当しています。
書き手の方々は、最強のマンガ読みコンビ・斎藤宣彦+横井周子、OHPでおなじみの芝田隆広、エロマンガエヴァンジェリスト永山薫、「萌え」を語らせたら日本一のイケメン評論家・佐藤心、少女マンガ研究家のヤマダトモコ、ケツマンガ家の砂、クイック・ジャパンでキレのいいマンガ時評を連載中の足立守正、そして宮台レンジャーのアカレンジャーこと鈴木謙介、重鎮・夏目房之介、「日本一、萌えにくわしい」けど精神科医限定、の斎藤環……ほかの豪華ラインナップ。10月28日(明日)発売、青土社からです。

*同じ号には、「小特集・韓国マンガ文化の現在」として、「網状言論in KOREA」座談会ほかの記事が掲載されています。いまid:hazumaのほうを見たら出てなかったので、ちょっと触れておきます。