9月15日にしたそうです。

ぼくはまあ、このところ新聞もロクに読まず、テレビも見ないような生活にハマっていたので、世事にとんと疎くなっていたのです。こと野球に関してはもとから関心がないので、なおさらです。とはいえ、世間で「阪神が優勝しそうだ」と大騒ぎになっていたことは把握していました。ではあるのですが、ずいぶん前から「優勝しそう」「しそう」といわれていたものだから、はて。では今日現在、阪神はすでに優勝したのか、それともこれから優勝するのか分からなくなったんですね。
で、あわてて手元にあった「週刊文春」を繰ったら、ありました。「ホリイのずんずん調査」。9月15日に優勝したってきちんと書いてある。
 そうか。もう二週間近く過去のことだったのか。あまりにも「阪神優勝」ということが語られすぎていたものだから、リアルタイムの事件ではなく、なにかフィクショナルな出来事のような気すらしていたのです。
そういえば、10月10日に阪神優勝おめでとうコミックなるアンソロジーが出ます。結構、豪華な描き手をそろえたこの阪神本、西原理恵子の熱心な読者であればよくご存じの阪神狂・新保信長氏の仕事なんだそうで。まったく意外性がないというか、必然性のみというか。