明治大学シンポジウム「メビウス∞描線がつなぐヨーロッパと日本」

昨日のこれに行ってきました。たいへん楽しく、かつエキサイティングですばらしかった。シンポジウムというよりセッションやライヴのたのしさがありました。メビウス浦沢直樹夏目房之介の各氏が壇上でスケッチブックにさらさらと絵を描き、それをハンディカムで映してプロジェクターで見せるという素晴らしい展開があったのです。本当によかった。ゾクゾクしました。
今日はこれから文フリに行くので、あとでまた詳しく書きます。


とりあえずいっこだけ、浦沢先生がメビウスの事物を描く独特の描線を「メビウス線」と呼び、説明する際に描いた絵の模写を。
その場でさっと写したんですが、ホンモノに比べると相当劣化しています。
というか、こういう席上で先生が「アシスタントにどうこう」とかいう話題を出すと、いまだに汗かくんだよなあw





シンポ後のパーティで、「先生、あれぼく『ここメビウス線で』って指示されたことありましたよ。キートンの爪楊枝使う日本人の殺し屋の回で」と言ったら、「オレそう言ってたっけ?」と言われました。たしかに「メビウス線」という言葉がそのとき使われていたかどうかは、少々記憶に自信がないのですが。ちなみに、そのときに見本として提示されたのは、メビウスそのものではなく、メビウスの強い影響下にあった大友克洋『サン・バーグズヒルの思い出』(1980 漫金超)でした。


あと今日の大トピックスといえば、『護法少女ソワカちゃん』DVD発売ですよ。
なんとエイベックス傘下のレーベルから。
これについてもあとでエントリーを改めます。