ボブ・ディラン

このところ、作業中のBGMに個人が勝手に作った「ベストテープ」をアップロードできるサーヴィス、Muxtapeで見ず知らずの他人の「ベスト」を適当に流しているんですが、これがなかなか思いがけぬ発見があってよいのですよ。
http://muxtape.com/


カンボジア人の歌姫をヴォーカルに据え、ヘヴィなサイケデリック・ロックをやってる米西海岸の「デング・フィーヴァー」とか、在ニューヨーク日本人女性ヴォーカルのシューゲイザー・バンド、「アソビ・セクス」とか、これで知りました。エレクトロニカ方面だと「テレフォン・テル・アヴィヴ」とか「アロヴェイン」とかですか。


で、いまボブ・ディランがかかってるんだけど、これいいじゃない! 染みるわーー。
耳にして20余年、はじめてそう思えました。不思議だ。
いまさらナニを言ってるんだと激しく誹られるのを覚悟で言うんですが、そうか……これはみんなハマるわーーハマるのも道理だわーー知らんかった………とかそんな感じ。
かつて、日本代表クラスのディラン番長である浦沢直樹先生のもとでアシスタントをしていた際、仕事場でもう浴びるほど聴いていたはずなんですが、なぜ今になって突然? と思います。


歳を取って食い物の嗜好が変わってくるとか、そういうことでしょうか?
それとも審美眼が育ってきたとか?