DMC四巻、リアル・シャーセの(ような)ひと
あいかわらずテンションが落ちてないのがすごい。
- 作者: 若杉公徳
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2007/11/29
- メディア: コミック
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ヘルヴェタすごいなー。素で音が聴きたいと思った。
このメンバー、間違いなくスーパーグループだし……普通に考えてシャーセはロッキング・オンの表紙でしょ。2万字インタビューでしょw
デスメタルではありませんが、一方でオシャレで軟弱なポップスをやりながら、他方でゴリゴリの強迫的なインダストリアル・バンドをやってた人は実在します。
PIGことレイモンド・ワッツがそのおひと。
「ヒット・パレード」なるポップ・バンドのベースをやりながら、たしかジム・フィータスやらKMFDMやらとも一緒にやり、ソロユニットがPIG。すなわち豚。
一方でこんなことをやりながら、
もう一方でこんなバンドに参加。
http://www.the-hit-parade.co.uk/listento.html
ここの解説だとこうですね。
http://listen.jp/store/artist_110423.htm
ワッツは62年ロンドン生まれ。サイキックTV周辺のブレーン/スタッフとして、プロデュース/エンジニア・ワークでまずは頭角をあらわす。86年にはドイツのインダストリアル・バンドKMFDMに参加、さらにアインシュトゥルツェンデ・ノイバウテンやジム・フィータスともコラボレーションを果たすなど、着々と地歩を固めていく。
KMFDMは2枚のアルバムを残して脱退するが、ソロ・プロジェクトPIGとして88年、1stアルバム『A POKE IN THE EYE』を発表。現在までに6枚のアルバムを発表している。また94年秋にはバクチクの今井寿、ソフト・バレエの藤井麻輝との日英コラボレーション・ユニットSCHAFTに参加。01年にはKMFDM(現MDFMK)のサシャ、バクチクの櫻井敦司、今井寿との日英独ユニットSCHWEINに参加、アルバム『SCHWEINSTEIN』を発表し日本公演もおこなっている。
冒頭に書いたことといささか矛盾するようだが、PIGの音楽はインダストリアルのようで単なるインダストリアルではない。それはワッツが、ネオアコ・バンド、ヒット・パレードにプロデューサー/ベーシストとして参加、来日公演までやったことがあるという事実によっても明らかだ。
まーでもデスメタルじゃないしね。もはやマンガ関係ないけどな。