デスノート12巻

単行本派なので、ようやく完結部を読みました。
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で、この完結部を特徴づけるものとして「松田の成長」と乙木さんが書かれていて、それにはある程度同意するんですが、ぼくはむしろこのマンガでいきなり内面が描かれたことに驚きました。
さらにいえば内面が描かれたと思ったら終わる、という構造に何を見出すか? ですね。
本当はマンガ表現の「現在」という意味において、このこととも関連する先日のマンガ学会のシンポジウム(ゲストスピーカーに来ていただいた「Comic Zero-Sum」「COMIC REX」編集長・杉野庸介氏と、「ぱふ」編集長・竹内哲夫氏には深く感謝します。すばらしい内容にしていただきました)の様子なども報告しないといけないところなのですが。


……ところで、アマゾンではまだ扱いがないの?>デスノ12巻
ありました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4088741315/goitohatena-22/ref%3Dnosim/503-3210792-3307150


はまぞう」だと出てこないってことなのか?
アマゾン読者レビューの賛否まっぷたつぶりが面白い。ちなみに私はこのラストはありだと思います。ライク・ア・ポスト・ポストモダン・マンであります。