仕事から逃避してこんなことを調べてしまいました。

「公害企業主呪殺僧団」
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=%8C%F6%8AQ%8A%E9%8B%C6%8E%E5%8E%F4%8EE%8BF%93%98%91m%92c&lr=


なぜオレは仕事から逃避するといつも妙なものを調べ出すんだろう。
あと「下山事件」とか。
昭和24年7月5日、当時の国鉄総裁が失踪、翌6日死体で発見されたというあれです。
自殺説、謀殺説の両者があり、いまもって真相が分かっていないとされているものですね。


下山事件資料館
http://members.ytv.home.ne.jp/shimoyamania/
調べ方がハンパじゃないです。


他にも詳しいページがいくつか。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/simoyama.htm
http://homepage3.nifty.com/tetuh/201.html


とはいえ、まだあまたある下山事件本を買うところまでは進んでいません。
でもぼくはガチで自殺だと思うな。むしろこの事件が後にどういう「物語化」を被っていったかのほうが興味深い。その観点から手塚治虫のこれ


奇子(1) (手塚治虫漫画全集)

奇子(1) (手塚治虫漫画全集)



をとらえ直すってのはアリでしょう。
この作品は、下山事件をベースに戦後史に翻弄される一族の狂気を描いたものですが、そこで取られている解釈は米国秘密機関による謀殺説です。
奇子』っていうと、70年代ダーク手塚のエロスが炸裂した変態作品として、『MW』と並んで評価が高いものですが、そこで手塚が「戦後」をどう物語化していたか? という見方ができると思います。


となると、必然的にこれ


〈民主〉と〈愛国〉―戦後日本のナショナリズムと公共性

〈民主〉と〈愛国〉―戦後日本のナショナリズムと公共性



も読んどかないといけなくなりますね。
あまりのページ数に手に取るのをためらっているのですが。