無言電話記録

こんな記録をしたファイルが出てきた。


02/07/25(木) 12:46 非通知
02/07/29(月) 13:14 非通知
02/08/03(土) 10:40 非通知
02/08/27(火) 11:47 非通知
02/09/29(日) 14:51 公衆電話
02/10/06(日) 13:53 公衆電話
02/10/18(金) 23:04 公衆電話
02/11/26(火) 17:01 非通知


03/01/11(土) 16:02 非通知
03/01/12(日) 22:00ごろ 非通知
03/01/13(月) 09:18 非通知


03/03/01(土) 11:18 非通知
03/03/14(金) 10:29 非通知 やや無言の時間が長い
03/04/05(土) 09:17 非通知 すぐ切る。


04/06/25(金) 10:16 出るとしばらくして切る。
04/07/23(金) 15:36 出て、わりとすぐに切る。
04/08/06(金) 18:53 出て、しばらく黙ったあと切る。




昨年後半より自宅の電話番号を変えたため、それ以降の記録はない。
記録自体を途中からはじめているのと、記録していないときもあるので、実際にはこの倍以上の回数かかっていた。
警察に相談するほど頻繁ではないのだが、たいへん不愉快ではあった。
とくに何も話さず、押し黙ったまましばらくすると切る、というのがパターン。
03年1月11〜13日に連続してかかってきているが、その前日、10日には『網状言論F改』が店頭に並んでいる。


電話の主が誰であるかの見当はついている。
それが誰かという問い合わせには応じかねるけれど、男性である。
そう判断しているのは、1998年ごろにも同様のパターンで無言電話があったからだ。
記録しておかなかったのが残念だが、その当時はぼくと、ぼくが世話になっていたある方のところに、同じ日のうちに同じような無言電話があった。
また、最初にその電話がかかってきた日は、関係者しか知り得ない「ある事」があった当日である。
その後は数回にわたり、ぼくとその方のところに無言電話があった。必ず、同じ日のうちにだった。
つまり、無言電話の主は、両方の電話番号を知る人物ということだ。


そして翌年以降、昨年まで6年間にわたり、断続的に同じような無言電話がかかり続けてきた。
途中に転居による電話番号の変更があり、そのせいかしばらく中断があったのだが、またかかってくるようになった。ここに掲げている記録は、それ以降のものである。
現在の新電話番号は、限られた相手にしか教えていない。
転居後の番号を「彼」に教えた誰かがいると考えられるからだ。


「彼」を誰であると考えているかについては、推測の域を出ない以上、一切公表しない。証拠がなく、警察の捜査が及ぶほどではない以上、相手を特定すべき事柄ではない。


だが、無言電話は無言電話だ。
程度こそ軽微だが、およそ迷惑行為だ。
ストーカー的行為といっていいのかもしれない。
たぶん「彼」は、ぼくと話がしたくて電話をかけてきたのだが、毎度、会話をはじめる勇気がなくて受話器を置いていたのではないかと推測している。


哀れなことだ。


とても、哀れなことだ。