熱のせいか、久しぶりに金縛りにあう。
それも恐怖感を伴うヤツだ。これには随分ご無沙汰だ。


金縛りや入眠時幻覚が最もひどかったのは、98〜9年頃か。
いまからすれば、ストレスがいちばん強かった時期だと思う。
掛け布団のカバーから白い猫の頭がいくつも生えてきて、自分の親指をがりがり囓るとか、そんなのまであった。


現在でも入眠時幻覚はわりとあるが、そういう禍々しいものではなく、ほとんどが見知らぬ土地の風景がみえるというものだ。
おもしろいことに、それは動画ではなく、写真のような静止画がぱっぱっと切りかわるように見える。その「風景」の中に車とか人がいるときは、その移動もまた、連続写真のように飛び飛びに見える。
思うに、記憶のなかにある画像から脳が勝手に編集して作っているものだろうが、まあ不思議なものではある。



そして午後二時。まだ熱は下がらず。
朝方だけ平熱に戻り、昼には上がるというパターンを繰り返している。



ここ数日、すっかり自分の体温マニアになった感が。
食後は体温が上がるということも知ったし。