goito-mineral2004-12-12

マンガン団塊(菱マンガン鉱と轟石を主とする) 左右長約4cm
北海道檜山郡上ノ国町早川上国鉱山50m坑西11付近下水





朝から晩まで、というか昼から朝までずーっと原稿を書いている。
体調のよいときってのは、ぼくにとっては梅雨の晴れ間みたいなもんだから、そういう隙に事を前に進めておかないといけないわけだ。
なんとか全体で400字詰め原稿用紙換算で400枚くらいにおさまるだろうか。冗長なところ、くどいろところもあるので、350枚くらいになるかもしれない。
書きながら資料を調べたり、あれこれ考えたりしていると、それが楽しくなってしまい、つい横道に入っちゃうのがいけない。
もういい加減、膨大なアウトテイクを作るという非効率は止めたほうがいい。


そんなこんなで、『団地ともお』について気の利いたことがいえません。


もどかしいんですよ。何も突拍子もないことをいったり、いかにも批評家的なケレン味たっぷりの物言いをしたりとか、そういうことがしたいわけじゃない。自分が「ともお」を読んだときに感じている「よさ」と、その中味を何とかして言葉にしたいということなのだ。なんでオレはこのマンガをこんなに面白いと感じてるんだろう? という疑問に自分で答えたいということなのだ。



というわけで、写真は「陸上のマンガン団塊」ですよ。
マンガンを多く含む鉱山排水路で形成されたもの。
このあいだ青森県尾太鉱山のものがニュースになっていたが、これは北海道上国鉱山のもの。