大谷昭宏さん



実にいいこと言ってんじゃん! しかも「週刊現代」。まともじゃん。

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問題は、大谷氏がなぜこうした認識に一方で達していながら、他方であれほど粗雑な没論理に陥ったか? ということだ。状況や対象によって、精神活動の内容に差異ができるとういうことだろうか(そういったことは、実はよくある)。であれば、事態は精神分析的な問題ということになる。「萌え」に対して、あるいはもっと別の何かに対して、「大谷昭宏」という主体に、無意識的な抑圧が働いているということになる。その正体にまで、ぼくは踏みこむことはできないが、ただ、この人との「対話」の糸口はあると考えていていいようには思う。

もっとも、無意識的な抑圧の存在も予想される以上、「逆ギレ」のリスクはついて回ると思うけれど……。