goito-mineral2004-05-29

APHEX TWIN の "Digeridoo" を五年ぶりくらいで聴く。スゲエ。聴いてて総毛だった。こんなにすごい曲だったとは。ヤバい。意識が持って行かれる感じだ。以前にはこれほどには感じられなかった。若い頃がいちばん感受性が豊かで、歳を追うごとに感性は鈍っていくというのは、一面そうなんだろうけれど、その逆もある。


いま気がついたのだけれど、Aphex twin って「エイフェックス双晶」とも訳せる。「コーンウォール特産の水晶の特殊な双晶で、エイフェックス双晶ってのがあって……」とかいったら騙されるひとはいそうだな。あのロゴマークにしたって、三連日本式双晶に似てなくもなし(笑)。



http://d.hatena.ne.jp/goito-mineral/comment?date=20040528#c
昨日のコメント欄、悩める青年、id:mae-9 に、ナンパマスター(いま勝手につけました。すまん)id:TRiCKFiSH 氏があれこれとレクチャーをする展開となっております。
でもねえ、ぼくなんかアレですよ。20代前半のころ年下の女子(複数)から

「なんか、異性って感じがしないんだよね。でもお姉さんじゃないし……どっちかというと妹って感じだよねー(笑)」

とかいわれていたわけで。オレって「妹属性」だったのかとw。


しかしあの時分はかなり勿体ないことをしています。
ライヴハウスとか小劇場に行くとまず逆ナンっつか見知らぬ女子からは声をかけられていましたから。
一度だけ、クアトロかどっかで知り合った子とあらためて渋谷で会い、お茶をしてごはんを食べて、さあ行くぞ(もちろん目的地は円山町のホテル街)となったのですが、109前の交差点で信号待ちをしている間に例のトカトントンという音が聞こえてきて、「……なんでオレ、こんな女と一生懸命話をしてるんだ?」とか思い、再びお茶して帰ってきたことがあります。で、彼女の連絡先を書いた紙を渋谷駅のゴミ箱に捨ててきてんの。さらにそうやって捨てちゃう自分をちょっとカッコイイとか思ってんの。最低だよね。いまだったら「とりあえず一回ヤっといて、それから考えよう」とか思うシチュエーションだったのですが、なんのことはない。単に現実を前にたじろいだだけだったのですよ。
このへんのことも、『網状言論F改』に書いた、「以前の自分はここで批判しているようなオタクでしかなかった」という理由となっていますね。だから「犬山のび太は私だ」というのと同様、「斑目は私だ」といえるのです。