マンガ読みの明け暮れ

  • このところ、必要があって立て続けに全10巻以上あるマンガを何セットか一気読み。これが結構、疲れる。とくに感情を揺さぶる系の作品だとそう。一方で情動を動かされつつ(そっちの感性は動かされるままにしつつ)、他方で分析的な読みをバリバリ駆動するという、右脳と左脳を同時に使うような読みをしているせいもある。どっちか片方の読みだけではダメだし、なんとか訓練でできるようになってきたとはいえ、なかなかこれが楽しくはあるがしんどい。まーあと五セットか六セットは当面、読み続けないといけないわけで、自分のペースでゆっくり楽しめればそれはそれは芳醇な時間となるところを、早回ししなければならないのが残念だ。
  • 買ってあった集英社「マンガ生活応援マガジン mangaオモ! 001」(2003年1月)*1の、夏目房之介によるドラゴンボール分析をあらためて読む。不遜ないいかただが、夏目さん、さすがだ。と思った。
  • 自分のところから見える範囲で、という限定をいちおうつけておくけど、はてなダイヤラーってやっぱ人文系大学生が多いのかしら。いま自分が二十歳くらいだったらどういうヤツになってたかちょっと想像したり。まず絶対にファウストの新人賞ねらいでなんか書いてたろうとか、スゴク分かりやすい感じもするのだけれど……たぶん、名古屋から出られてないんだろうなー。景気悪いし。


 

*1:これ二冊目以降、出たんだろうか……。全体に悪い意味で代理店くさい雑誌だったが。