マンキツ

マンガ喫茶って分煙をちゃんとしてくんないかなー。二、三時間もいると体じゅうが煙草くさくなってコマル。
資料用のマンガは、極力買うようにしているけれど、十巻、二十巻もあるような過去作にひととおり目を通す場合など、マンガ喫茶を使う。その場で同時期の作品との対比が取れたりするのも便利だしね。著作権関係の議論にしても、単行本売り上げ減少の主たる原因をマンガ喫茶に求めるのは間違っていると思う。連載の超長期化と、巻数の膨大化が原因だろう。マンガ喫茶の需要が生まれたのも、そのひとつの結果ではないのか。
連載の超長期化については、ほかにも問題が多いと思うのだが、避けられないというのであれば、それに合わせた売り方が考えられてもよい筈だ。しかし最近まで、マンガに関しては多くの出版社の営業は書店まわりすらしなかったという。黙っていても売れる優良な商品という位置づけだったからだ。
それはさておき、マンガ喫茶分煙はなんとかしてほしい。全館、禁煙にしてくれとはいわないからさ。

  • 「日本産鉱物五十音配列産地一覧表・京都山田コレクション」が届く。京都・クリスタルワールドで販売しているこの冊子、標本のラベルを書くのにたいへん重宝する。古参の大コレクターである山田滋夫氏の個人的なコレクションリストを基にしたものだ。そのぶん、西日本の産地が多く、地域性がうかがえるのが面白い。ずいぶん知らない産地や、意外な読み方の地名などもあり、その意味でも楽しく読める。
     考えてみれば、鉱物趣味をやってるおかげで、地方の地名や地理には異様に強くなっているところはあるな。「ニシソノキグン」とか空で書けるし。「西彼杵郡」ですね。長崎県の。