風邪には抗生物質は効きません。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20031208/K0008201911008.html
ここ参照。
風邪になったら抗生物質、と信じているひとも多いようだけど、風邪に対する抗生物質の処方は百害あって一利なしだと思う。医師側としては、効果がないのは分かっていても患者のニーズがあるため処方してしまうという事情があるという*1。抗生物質信仰の背景には、ペニシリンでチャーチルが肺炎から劇的に回復したとか、そういった逸話があるんじゃないか。あるいは進駐軍の持つ抗生物質への信仰にはじまっているのかもしれない。
科学的な知識を持つサービス提供側がその効力のなさを知りながら、しかし消費者のニーズゆえにシニカルに提供し続けるという構図は、家電における「マイナスイオン商品」と同じだと思う。
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