子ども向け問題

なんとなくTVの『金色のガッシュベル!!』を眺める。アバレンジャー等は寝ていて見ていない。
このあいだ、仕事先のバイトの娘が「いい年して子供向けアニメを見てる私ってどうかと思う」などと自嘲的にいっていたので、じゃあレイモンド・スコットの「赤ん坊のための電子音楽」なんかはどうするの？　といってみた。一昨日の日記で触れたのなんて生後1ヶ月〜6ヶ月向けだぜ（他に6ヶ月〜12ヶ月向け、12ヶ月〜18ヶ月向けがある。1ヶ月〜6ヶ月向けのがいちばんいいように思う）。でも現在ではモンドな電子音楽好きにとっては定番アイテムになってるでしょう。
〜向けというセグメントが完全に無効になってるとは思わないが、しかし、その意味は相当に軽くなっている。というか、自在な読み替え／消費が可能なんだから別にどうってことはないんじゃないか。実は「〜向け」という枠組みにいちばんこだわっているのは、自在な消費をしている筈のオタ諸氏ではないのか。