塩酸を買ってこなければ。

塩酸が切れているので買ってこなければ。よぶんな方解石を溶かしてさまざまな鉱物の結晶を浮き出させるのに使うのです>鉱物趣味以外のひと。
「塩酸」って確かに劇薬だし、危険はありますが、ちょいと手についたくらいでは全くどーってことはない。少しピリっとするくらいですよ。知人の勤める化学メーカーの研究室では、新入社員にまず塩酸で手を洗わせるんだそう。それでも問題が起きないこと、真に危険なものは他にあることを身をもって教えるのだそうだ。まーでも、普通に大学で化学実験を自分でやってたら、希塩酸なんて「水みたいなもん」だってのは肌で分かってると思うんだけどなあ……*1
それから床屋にも行かなきゃ。なんで髪を切るのってあんなに面倒くさいんだろう。たかだか小一時間じっと座ってりゃいいだけなのに。近々、鼎談の収録があり、写真も撮るのできちんとしておかないといけないんだが。


午前中、原稿を一本上げる。2時間もかかる。このボリュームの文章なら、もっと短時間で行けるだろうと自分を責める。

*1:最近は、化学系でもコンピュータ・シミュレーションオンリーで、ビーカーやら試験管やらを使っての実験や分析をやっていないひともいるのかもしれない。10年以上まえに卒業したぼくにしても、湿式全岩分析をやったというと、驚かれるもの。たぶん湿式をやった最後の世代だろうといわれたこともある。
 0.1N程度の希塩酸には普通に手で触ってたような記憶がある。爪のささくれのところとか痛いのね。1Nくらいの濃度になると痛さがきついのでさすがに触らないようにしてたな。