オザケンの童話

http://ecologyofeverydaylife.org/usagi/index.html


寓話寓話した寓話なんだが、「金銭的には貧しいが心の豊かな暮し」と資本主義の対比ってのは図式としてどうなんだろうと思った。というか、どうしてもピンと来ない。やっぱりかつてフリッパーズをやってたひとですよ? とかいいたくなっちゃうってのもあるんだけど、しかし、それよりも資本主義による抑圧の開放ってのも一方ではあるわけで、その恩恵を追求した結果、自分で自分の首を絞めるようなことになってる逆説を見ないことにはアクチュアルな表現にはならないと思った。どうなんだろう?


それはさておき、全体の筆致に、かつて花森安治が「暮しの手帖」でたまに書いてた寓話(「核の傘」を皮肉ったやつとかね)を思い出しました。
両親ともに学者で、「良いおうちの子」だった小沢が「てちょらー」だった確率は相当に高いだろうな。

ミネラルマーケット倉庫、更新しました。

大分県尾平鉱山産の「まりも入り水晶」です。
http://d.hatena.ne.jp/kocteau/


これいいもんですよ。
ぼくが欲しかったくらいなんですが、主催者側が事前にハネてしまうと運営がドシャメシャになるので(かつて、他のイベントではそういうことをするオーガナイザーもいたみたいですが……情けない)、ぐっと我慢の子です。



ゆるキャラ日本一

もー仕事が詰まりまくって(そして、そんなさなかにも「病気」の野郎は容赦してくれず)テンパってるんですが、それでもこの番組だけは見たい! とTVチャンピオン、「ゆるキャラ日本一決定戦」を見ました。


いや〜〜〜、堪能しましたよゆるキャラ
とくに最後の「ゆるキャラ相撲バトルロワイヤル」。最後に九体残ったゆるキャラたちが一斉に土俵上にあがり、倒れたり土俵から出てしまったら一体ずつ脱落、というきついルール。
オレが応援していたのは、北九州市門司区の「じーも」。
http://www.city.kitakyushu.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=6077
なんといってもこいつは、よく冷えた生八つ橋のようなてざわりという、謎のオフィシャル設定の持ち主です。
しかし、その「じーも」も途中で惜しくも敗退、みなさん、見かけによらず動きが俊敏で、かつ微妙にセコく、えげつない(とくに、準優勝に終わった北海道代表・たら丸。あれじゃ、すっかりヒールだよ…)。このあたり、中の人をつとめる小役人自治体職員の方々の真面目さを感じてホロリとしたり。
でも、ゆるキャラの着ぐるみがごちゃごちゃ集っているさまは、ホントにいいですね。和みます。こんなに数多くのゆるキャラのいる日本という国に生まれたことは、かなり幸せなことなんじゃないかと思いましたよ。