立ち寄り湯に行ってきましたよ

はじめて行く、花小金井の「おふろの王様」。
http://www.tatemono.com/ousama/hanakoganei/index.html


ここは天然温泉ですが、チェーンのほかの店舗には沸かし湯のところもあるようです。
自転車でゆっくり走って、片道小一時間かけて行ってきましたよ。
青梅街道を西へ行き、千川上水に沿って走り、途中から多摩湖自転車道をとります。
この道の存在は知らなかったのですが、いいですね。距離も含めて、ウチからだとちょうどいい感じです。
http://www.cyclesports.jp/jitenshado/019/index.html


「おふろの王様」花小金井店は、都立小金井公園のすぐ脇、住宅街の中にあります。
瀟洒だけど、表から見るととても地味な建物です。一見すると小さいのですが、中に入ってみると、意外に広く感じる。
落ち着ける雰囲気で、この近在の立ち寄り湯のなかでは最も好感度が高いと思いました。


泉質は南関東古海水系(←いま適当に作った言葉ですが、いちおう温泉の成立過程は踏まえた名前ですw)の、いわゆる「黒湯」。
いつも行っている武蔵野市の「湯らく」や、小平市の「テルメ小川」とは数キロ程度しか離れていませんが、ここがいちばん「ツルツル・ヌルヌル」の度合いが高い。源泉かけ流し、無消毒のためか、匂いも気になりません。もっとも「湯らく」や「テルメ小川」の匂いは、消毒用塩素とは別のハロゲンぽい匂いなので、あれはヨードかもなと思っていたのですが。
※以前の記述:http://d.hatena.ne.jp/goito-mineral/20060622/1150982871


立ち寄り温泉てのは、概してどこでも中高年の憩いの場で、老夫婦が椅子にもたれて仲良く居眠りしてたりするのも好もしいのですが、土曜ということもあって、午後からは若者や小さい子を連れたお父さんの姿もちらほら。なんにせよ、眼に入るものすべてが好もしく思えるほどリラックスしたのでした。これが幸せといえるのなら、それなりに幸福な人生だよなあとか思えるほどに。


自転車でゆっくり小一時間という距離もイベント性があっていいし、何より道のりの半分が緑の中というのもいい。
今後もときどき行くことにしましょう。
ただ、惜しむらくは食堂のおそばが美味しくなかったこと。「十割そば」と銘打っていましたが、香りも何にもない。粘土を食べてるみたいでしたよ。あれは改善してほしいなあ。