パイプマンの利き目はすごい

今日知ったこと。驚きました。
洗面所の排水が悪くなっていて、シンクに水をはってヒゲを剃ったりすると流れなくて困っていたのです。そこでパイプマンを買ってきて、粉を排水口にふりかけ、水をそっと流し待つこと十数分。
勢いよく水が流れるようになったではないですか! いやこれすごいよ。音を立てて水が流れるなんて久しぶりに見たよ! これからはまめにパイプの洗浄をしよう(普通のご家庭では常識なのかもしれませんが……)。


あまりに簡単な工程と、あまりに劇的な効果に驚きました。
成分をみると、「過炭酸ナトリウム」と書いてある。なんじゃそりゃ? と思ってぐぐったら、過酸化水素と炭酸ナトリウムの付加化合物とのこと。「付加化合物」という概念はよく分かりませんが(低学歴=学部しか出てない なのでw)、ようするに二酸化炭素と酸素の泡を同時に出し、詰まりの元となっている有機物を物理的に剥がしつつ酸化分解するものなんでしょうね。界面活性剤は置いておいて、ついでオルト珪酸ナトリウムと書いてある。珪酸ナトリウムというと、水ガラスとしての用途(地盤改良剤とか)しか知らなかったのですが、ここではアルカリとして用いられている様子です。パイプの内部である程度緩やかに分解しつつpHを上げるという役目なのかしら。