小学館問題

雷句誠氏が小学館を提訴した件について、昨日、某新聞の取材を受けました。来週水曜日に掲載される予定です。ぼくの知る範囲では、もう一紙、記事にするべく取材に動かれています。三大紙のうち朝日新聞以外です。朝日にも記事にする動きがあるかどうかはわかりません。
マンガ産業が曲がり角に来ているという切り口のようですが、主にマンガ実作系学校の講師という立場からお話をしました。


この件については、言いたいこと/言うべきことは多々あるのですが、書き出すと相当な長文になるので、機会を改めようと思います。ぼくの問題意識としては、先にちょっと話題になった「社会反映論×表現論」にもつながる話としてあり、マンガ批評のあり方といった議論とも接続可能な話ととらえています。
いまはちょっと、今週末のマンガ学会手塚治虫の現在」の準備もあるし、これもあるしあれもあるしなんで。すいません。


日本マンガ学会第八回大会
http://www.kyoto-seika.ac.jp/hyogen/manga-gakkai/katudou/taikai/2008taikai/01schedule.html




あと告知。忘れてた。
NTT出版web連載、「此れ読まずにナニを読む?」更新されてます。
http://www.nttpub.co.jp/webnttpub/human/013/20.html
今回、とりあげさせていただいているのは、いがらしみきお『かむろば村へ』です。
すごく面白いのに、いまひとつ話題になってない様子。掲載誌が「ビッグコミック」なので、30代以下の層に気づかれてないのかなとも思います。