『探偵小説のクリティカル・ターン』

ご恵投いただきました。ありがとうございます。
ぼくはミステリとか探偵小説には暗く、まったくよい読者ではないのですが、いろいろ参考になると思っています。まずは笠井潔さんによる「批評をめぐる諸問題―おわりに―」をパラっと見た範囲で言っていますが、マンガをはじめとするサブカルチャー批評についての問題と可能性が提示されているようです。


探偵小説のクリティカル・ターン

探偵小説のクリティカル・ターン



はまぞう」の表示だと著者名が出ていませんが、「限界小説研究会」編です。表紙の表記にしたがって書き手を列挙すると(敬称略)、
笠井潔小森健太朗、飯田一史、蔓葉信博、福嶋亮太、前島賢、渡邉大輔 の方々となっています。


実のところ、笠井さんとはまだお会いする機会に恵まれていないのですが、




こちらの本で「キャラ/キャラクター」の概念系について掘り下げた考察をなされているというご縁(?)です。