きりりん君

かつての教え子であるきりりん君の58ページマンガが掲載されているので、「少女天国」7月号を買う。念のため明記しておきますが、18禁エロマンガ雑誌でございます(「はまぞう」ってアダルト商品は表示しないんですね。まーこれもゾーニングちゅうことで)。


おお、表紙にどーんと「待望の続編58P!!」とあるじゃないですか。扱いでかいなー。
さっそく読む。いい仕事してんじゃん! 兄と妹の体が入れかわってのセックス。エロいうえに、オートエロティシズム的に溶け合っていく感じもある。ようは、キャラの主観的にみれば自分の体とセックスしてるわけで。あるいは、プレイヤーレヴェルとキャラクターレヴェルの二層をそれぞれ心と身体に対応させるという、ゲーム的リアリズムによる読解も可能か。


これいいですよ、ヒイキ目抜きで。
彼は『ゲーム的リアリズムの誕生』も読んでるんじゃないかな。
ぼくが最初に専門学校の講師をはじめた年度の学生なんだが、はじめて会ったとき「『広告』で斎藤環さんと対談してましたよね?」と訊いてきたような人なので。


ちなみに、彼の年度からは、「ちゃお」で活躍中の久世みずきさんもデビューしてます。


7月7日のラプソディー (ちゃおフラワーコミックス)

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