まんが検定、内容が不安。

http://www.rbbtoday.com/news/20061102/35529.html

日本漫画家教会、出版社、漫画家などが中心になって2002年から始まった「まんがの日」。文化の日と同じ11月3日には、さまざまなマンガ関連のイベントが開催されている。

 eBookJapanでは、この「まんがの日」にちなんで、業界初となる検定サービス「漫画検定」初級編を主催・実施する。初級編は11月3日〜11月30日、中級編は2006年12月、上級編は2007年1月開催の予定。

 検定の問題内容としては、漫画作品に関する知識のほか、漫画史、漫画用語、漫画市場、漫画ビジネスなど、漫画に関する知識全般を問う内容となっている。現在の人気漫画はもちろん、今日の文化を築いた手塚治虫石ノ森章太郎水木しげるなど、巨匠漫画家の名作漫画群の知識も問われるとのことで、往年の漫画読者、将来の漫画読者、漫画家の卵たちの知識的啓蒙を図るのがその目的だ。検定監修は里中満智子氏、いしかわじゅん氏が務める。

 「漫画検定」は、eBookJapanと毎日新聞社との共催で、11月3日から同新聞社公式HP上の、インターネット検定ポータルサイト「毎日検定バンク」の「おもしろ検定」企画として開始する。受講料無料で、初級編では3択問題25問が出題される。正答率80%以上(20問以上)を合格とし、合格者のかたには電子合格証とともに中級受講資格を付与。正答率上位50名にeBook図書券(販売作品の無料購入券1,000円分)がプレゼントされる。中級合格のあと、上級合格をはたした場合は、名誉称号とともに、電子書籍販売サイトeBookJapanの特別会員として、作家別、ジャンル別などユニークな漫画検定企画権を含むさまざまな特典が付与される予定だ。

 検定出題作品は、eBookJapan上で無料立ち読みが可能だし、中級受験にあたって漫画に詳しくなれる専用メールマガジン「漫画網羅特選」を配信するなど、普通のマンガファンにとっても嬉しい企画が目白押しだ。
(冨岡晶@RBB 2006年11月2日 17:32)



中味を見ていないので、具体的なコメントは差し控えるけれど、ことマンガ史に関しては「いまは常識だと思われているけれど、実は間違い」ということが結構ある。
手塚治虫が『新宝島』で映画的手法をマンガに取り入れた」とか、「赤本は正規の流通ルートではなく、その場限りのいい加減な出版物だった」とか。


「おもしろ検定」もいいし、「ファンサービス」も結構なんだけど、どうせやるんならきちんとやって欲しいと思います。


あと、これは単純な誤変換だと思うけれど、「日本漫画家教会」てのは一体なんなんだよ。