台風一過。買ってあったけれど棚にずっと放置してあった本を移動中にちびちび読みだす。


人は不思議な体験をどう語るか―体験記憶のサイエンス

人は不思議な体験をどう語るか―体験記憶のサイエンス



タイトルからすると超心理学の本っぽいんだけど、実は社会学の本。
エスノメソドロジーの手法から「不思議な体験」の語りがどのように構成されているのかを解き明かそうというもの。「体験記憶」が、語りのなかでどう生成されているかという見方から、"実証的な"超心理学という手続きをとらえなおしているようで(まだそこまで読んでません)、その意味では科学論の本としても読めると思う。