松原聰×島田雅彦対談

http://www.kobunsha.com/CGI/magazine/hyoji.cgi?sw=index&id=006


鉱物のほうでこの日記をごらんになっている方ならばおなじみの、国立科学博物館地学部長・松原聰氏と作家の島田雅彦氏の対談が雑誌・BRIOに掲載されています。お話はまあ概説という感じで、なかなか上手にまとめてあります。ニ、三、これは少し誤解を招かないか? と思わせる点があるのが惜しまれるのですが、構成を行ったライターの方に理科系の見識がなかったためでしょう。松原先生の原稿チェックはあったのでしょうが……。


この対談の企画、このあいだ科博におじゃましたとき、ちょうど依頼のファクスが来ていたところだったんですが、松原先生が島田雅彦という作家をご存じなく、いくらか説明したという顛末がありました。
たまたまその場にいた、松山文彦氏(新鉱物・津軽鉱の発見者である”ハイアマチュア”氏)が島田雅彦氏の過去の記事か何かをみて、「なんか怪しいおっちゃん」と評しておられましたが(彼も島田雅彦が何者かは知らなかった。現代日本文学の世界では偉い方ですが、広く一般の人々に知られているわけではないようです)、松山さんにしてもオレにしてもじゅうぶん「怪しいおっちゃん」でしょと思いました(笑)。


なんだかメッチャ内輪ネタになってしまいましたが、関心のある方はご一読を。