終わった〜

今週は原稿仕事を三本片付けたの巻。
遅らせてしまい、関係各位にはたいへん申し訳ありませんでしたが、軽く爽快。


いっこめが、
『ぱふ』連載の「ヒットまんがのしくみ」スペシャルで、いつもの倍くらいの分量を使って『きょうの猫村さん』『失踪日記』について書いています。2005年を回顧して、という企画ですね。


ふたつめが、
新しく連載をはじめるインディーズ系音楽情報誌「AQUADIUM」のマンガコラム、『マンガなんてただの過ちだ』第一回。
http://www.discus-net.jp/aquadium/
「AQUADIUM」はCDつき音楽情報誌で、全国CD店、紀伊国屋書店で取り扱いだそうです。たぶん来月20日発売の号から開始だと思います。
なお、タイトルは例によってスミスから。元ネタは、The Headmaster Ritual の歌詞……CD添付歌詞カード訳ヴァージョンですね。微妙に誤訳のような気もするのですが、言い回しが気にいったので。むろん反語というか皮肉でつけています。意味を額面どおり取らないように。
ちなみに、原文は "Give up education / As a bad mistake" です。これが「教育なんてただの過ちだ」になっていたんですね。「ただの誤りだ」だったかもしれませんが。


みっつめが、
講談社の社内情報紙「出版情報」に掲載される原稿です。
内容は『テヅカ・イズ・デッド』の内容の概説と、社会に向けてマンガ表現の内実をどう語りうるのか? といった文章を書きました。
一方で「萌え産業」といって賞揚しておきながら、同じ紙面に「アキバ系のオタクは犯罪予備軍」なんて妄説を垂れ流すマスコミの批判にもなっています。