ユリイカ マンガ批評の最前線

二日連続、いや、たけくまメモひみつオフも入れると三日連続の忘年会から帰宅。
さすがに疲れるの巻。風邪が抜けない/咳が止まらない/肋骨の間が痛いことを除けばむしろ体調がいいのでなんとか乗り切れた感じ。


昨日は「ユリイカ」特集:マンガ批評の最前線の打ち上げ。宮本大人id:hrhtm1970前島賢id:cherry-3d、そしてユリイカ編集長Y君の三人と。
そして今日(あ、もう昨日か)は、宮本君の東大集中講義のあとの打ち上げ……といいつつ、事実上、いつもの漫画史研メンバー+α というメンツで。
楽しかったけれど、何の話をしたんだっけ。あ……リブルラブルの基盤を持ってて「ぼくは薄いんですよ!」ってのは違うだろうとか、まーそんな感じ。


たいへん読み応えのある「ユリイカ」については、またあらためて書くかもしれないです。ぼくは座談会二つに出て、あずまきよひこ氏のインタビューをし、マンガ編集者匿名座談会の司会をしています。なんかこう、出ずっぱりな上に、事実上『テヅカ・イズ・デッド』出版記念号みたいな一面もあるので、少々言及しづらいといえば、しづらいです。


しかし、自分のことをまるで他人のように見れば、各々の言説が互いにきちんと交差していて、まさに「マンガ論の現在」の充実ぶりを見せている一冊と思います。書き手は、夏目房之介宮本大人ヤマダトモコ鷲谷花竹熊健太郎藤本由香里金田淳子ササキバラ・ゴウ津堅信之斎藤宣彦+横井周子のみなさん。そして、青井どりさんid:zozo_mixイズミノウユキさんid:izumino という新進の書き手に原稿をお願いしているのも、今回の特集の特徴でしょう。そしてなんと東大駒場生協では発売初日で売り切れてしまった! という勢いです。