対談ふたつ

そんなわけで対談のダブルヘッダーという、わたくしの人生史上初の体験から帰還いたしました。
まずは読売新聞、コミック館の2005年回顧。お相手はジュンク堂池袋本店の”カリスマ書店員”田中香織さん。書店から見た、つまり市場動向よりのマンガの現状の話をふまえ、現在、マニアックなマンガについての語りはどう成立するのか? といった方向に展開したと自分では解釈しています。これ掲載いつでしたっけ。今月28日夕刊? ……ちゃんと確認しておきます。
そして次に美術手帖マンガ特集ということで、お相手は美術評論家椹木野衣さん。
こちらは、美術とマンガの接点と差異について。拙著で展開した「キャラ」の問題系と、「フレームの不確定性」について、美術の側から切り込んでいただきました。詳しくは年明けに出る掲載誌をお楽しみに。


どちらもたいへんに濃い内容となりましたが、掲載される文字数が限られているので、まとめの方には負担をかけてしまって少々申し訳なく思っています。