このところ読んだマンガ。
既知の作品の新刊がほとんどですね。
- 作者: 安野モヨコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/07/22
- メディア: コミック
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- 作者: 広江礼威
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/07/19
- メディア: コミック
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- 作者: 荒川弘
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2005/07/22
- メディア: コミック
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- 作者: 小田扉
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/07/29
- メディア: コミック
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『働きマン』、各挿話の主題をまとめると、働く場所で現実とぶつかりながら、いかに高潔さを失わずにいられるか? ということに行き着きます。いちいちいい話だし完成度も高いんですが、どうにもこうまとまると息の詰まる感じがしてしまう。それをもって作品の批判とするのは、正直、しのびないし読者ってのは贅沢にすぎるなとも思うのですが、しかし、どうにも作品の背後に真の「働きマン」、安野モヨコの姿を見てしまうのですね。それが「息詰まる感じ」の原因でしょうか。
同じ作者の身辺雑記マンガ、『監督不行届』のロンパースの姿を思い起こして中和しようかとか、そんな感じなのですが、主人公の松方弘子にも、ロンパースのように「たのしいなあ ゆかいだなあ」と踊っていられる瞬間が訪れて欲しいと願ってしまいます。
『ブラック・ラグーン』、舞台を東京に移し、ヤクザの抗争にロシアンマフィアが介入するという新展開に。ハイデガーを愛読する眼鏡っ娘女子高生が組の跡目を継ぐなど、「萌え」への目配りもバッチリ。反面、表現のレヴェルでは「マンガのモダニズム」はワシがキッチリ守りますけんのう! という心意気を感じました。いい加減な物言いで申し訳ないですが。
『団地ともお』『鋼の錬金術師』と新刊を続けて読んでみて、自分がどこをどう見ているかを考えると、どうもぼくはある種の「品のよさ」に反応しているらしいとの考えに行き当たりました。
ここでいう「品のよさ」とは、そこに描かれている題材の選択のことではなく、それがどう描かれているか? という筆致のことです。しかしこれ以上のことは、いまのところまだ言語化できていません。
あとはこんな感じです。
- 作者: 田中圭一
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2005/07/22
- メディア: コミック
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- 作者: きづきあきら
- 出版社/メーカー: ぺんぎん書房
- 発売日: 2005/07
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- 作者: ひぐちアサ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/07/22
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『ヤング田中K一』は、吉祥寺駅のキオスクで購入。『ヨイコノミライ!』はいまいちノれず。自分がここで描かれているような場所からいかに遠く離れてしまったかと思う。
『おおきく振りかぶって』が、なぜか読み進められません。出だし三分の一くらいを読んで胸がいっぱいになり、それっきり。自分でも不思議なのですが、いちおう「大事に大事に読みます」ということにしておきましょう。