日テレ『女王の教室』を見てますが、つらすぎ。

なにが辛いっ、てアタマのおかしい教師にそれでも従属せざるを得ない子供の心理が見えて辛すぎ(そのけなげさに、萌えるところは萌えますが)。


天海祐希演じる女教師の現実離れしたキャラ造形がどうにかそこを救ってくれてますが、実際にアタマのおかしい女教師(ただし、オバハン。ドラマとは別の方向で壊れていた)に担任された小学校6年を送ったオレとしては、このトゥ・マッチな演出を笑ったり、妙にリアルな描写にニヤニヤする余裕ないです。
子供の気持ちを土足で踏みにじるセリフの数々に、嫌な記憶がよみがえります。
そういえばオレ、「あんたん家の両親は離婚したほうがいいね!」とかいってネチネチ詰問されたこととかあったんだよな。
なんとか告発できんもんかと、地元の新聞社に投書するとかの方法を考えたこともあったな。でも何もできなかったというのが、ホント、いまだに人生上の悔恨としてありますよ。


それにしても、あのトンデモ教師はまだ生きてるのだろうか。
死んでるだろうな。それも考えうる限り孤独に、悲惨に。
オレを含めて数百人に及ぶ児童の「呪詛」を全身に受けているだろうから。