大谷昭宏氏、犯人像を「フィギュアオタク的な少女性愛者」と発言。



今日のテレビ朝日、「ワイドスクランブル」で、このような発言をしていました。
詳細な情報は、これから情報収集スレにアップされると思います。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/648/1104470947/


<追記 19:38>
ビデオから起こしたテキストがアップされました。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/648/1104470947/r118



また、「日本は児童ポルノの生産国」ということも繰り返していました。これは、すでに事実誤認であることが知られている事象です。
容疑者の逮捕前には、大谷氏は犯人像を「フィギュア萌え族」と想像し、「生きた少女を性愛対象とする、いわゆる『ロリコン』とは違う」と明言していました。


<参考>http://www.geocities.jp/houdou_higai/


逮捕後、容疑者によって「少女性愛」であることを示す供述がされるにいたり、自説を次第に「現実の犯人像」にすり寄せていこうとしています。
しかし、前言とはあからさまな矛盾を来しており、公共の電波でこのような発言をすることは、まったく欺瞞的な行為です。
またこの事件に「フィギュア」を関連づける必然性が少しも感じられません。たしかに、容疑者宅からはスクール水着に新聞紙や下着を詰め込んでつくった「人形」が発見されたとの報道がありますが、それと「フィギュア」との間には質的な差異が相当にあり、それを結びつけるのは、やはり短絡というものでしょう。少なくとも、そこに横たわる質的な差異を無視しうる理由の提示が必要です。ひょっとすると、大谷氏自身には「フィギュア」と繰り返す内的な理由があるのかもしれませんが、しかし、その程度に薄弱な根拠で犯罪行為と特定の趣味を結びつけることは、決して許されるものではありません。


おそらく大谷氏は、彼なりに作りだした独自の定義を持って「フィギュア」といい、「萌え」といい、「オタク」といっていると思われます。また、今後、その定義の独自さ・曖昧さを持って、自己の正当性を主張してくる可能性もあります。
しかし、すでに社会で用いられている言葉であるわけですから、そうした「語」の使用が人々にとってどのように受けとられるかは、やはり配慮されてしかるべきだし、自ら示した「語」の定義を、自ら短期間で覆すような発言は慎まれるべきでしょう。


いずれにせよ、NGO-AMI大谷昭宏氏との「対話」の回路は、まだ維持されています。
今後も、ひきつづき大谷氏の「誠実な」対応に期待することにしましょう。