いまさらながら『ドラゴン桜』全巻を一気読み。
おもしろい。
この面白さは、とにかく余計な要素をそぎ落とし、単純化したことの効果によるものだろう。とにかく余計なことは描かない。そして「正論」を吐くことを怖れず、徹底している。その迷いのなさは「うさんくささ」を怖れない態度、といい換えることもできる。
それはさておき、自分が大学受験をしたときのことを思い出しました。
『ドラゴン桜』は「受験勉強」という技術をメソッド化して見せているわけだが、こうあらためて見せられて思ったのは、オレ、わりと無自覚に要領よく勉強してたんだなーということ。そしてそれができたのは、高校受験で通ってた塾で技術が身体化されていたからだったんだなと思った。
- 作者: 三田紀房
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/12/22
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