築地書館『鉱物コレクション入門』、ようやく出ます。

九月になったら楽になるかと思っていたのですが、単にスケジュールをカレンダーに書き込まずにいただけでした。要するに気のせいw
今週中に締め切り三本。うちのひとつは原稿用紙20枚。残りのふたつは実は締め切りすぎているという(申し訳ありません……)。今週から新学期もはじまるので授業の準備もしなければなりません。


先月、目が回るような忙しさだったのは、かねて懸案の共著書『鉱物コレクション入門』の最終工程にかかっていたからです。この本についてはまたあらためて告知しますが(表紙の画像データとかがまだ手元に来ていないので)、ようやく出ます。10月1日発売、築地書館刊行、2600円です。少々お高くて恐縮ですが、写真を綺麗に印刷するためコストがかかり、このお値段になりました。


この本、企画が通ってから丸三年かかってしまいました。その分、マンガ論関係の書き下ろしにしわ寄せが行っていたのですが……筑摩書房NTT出版をはじめ、後に並んでいただいている某社さん、某々社さんすいませんでした。ようやくそちらに本腰を入れられます。
この間、マニアに入門書を書かすとどうなるか実験みたいな事態だったんですが、それなり以上のクオリティのものに出来たという自負はあります。とても嬉しいことに、帯の推薦文を鉱物好きでも知られる"教授"こと山田五郎さんと、国立科学博物館地学部長・松原聰博士にお願いできました。素晴らしい文を寄せてくださっています。